この形状のカップ麺の中ではやや割高なので期待値が上がりました。まず、調味油を混ぜないで食べる説明書きがあり、こだわりが感じられます。醤油ラーメンに鷄油が足されて濃厚なコクのあるスープはカップ麺の中でもクオリティが高いと思いました。

カップの中に既に入っているかやくと一緒に
粉末スープと調味油の個袋が入っていて、
取り出す時に手が汚れたのがいただけない。

熱湯を注いで３分待ち、
粉末スープを入れて混ぜ、
「調味油を入れたら混ぜないでください」との
注意書き通り、混ぜないよう気をつけながら
箸ですくって食べました。

鶏油と醤油の香ばしい香りがします。
麺は７０ｇ。中細のストレートで
コシがあって食べ応えがありますが、
噛み応えはボソボソした感じ。
個人的にはこういう麺も好きですし、
スープと絡んでおいしいと感じました。

スープはちょうどよい濃さとほどよいしょっぱさで、
食欲をそそる味でした。
塩分が多いので、食べてる途中に
飲み物が欲しくなりましたし、
スープは少ししか飲みませんでした。
かやくのネギ、調味肉、メンマはチープです。

調味油を混ぜなかった効果か、
アツアツの状態が持続し、
スープも麺も冷めにくかった気がします。

おもちゃ箱を彷彿とさせる商品名に興味を引かれました。ワクワクして開封すると液体スープと調味油が入ってました。

店主オススメの作り方として、先に液体スープを混ぜたらば後から調味油を入れて混ぜないのがコツなんだそう。実際に本店でも仕上げに鶏油をかけるみたいですよ。

醤油スープに揺らめく白い麺が眩い。ストレートでコシがあり、好みの食感でした。鶏油が掛かっている部分を啜ると、ジューシーで芳ばしい風味が口いっぱいに広がりました。これは新しい！まさにオモチャの新しい使い方を思い付いたような感動です。追い鶏油したくなりました。何故わたしの家には鶏油が無いのでしょう。庭に鶏を飼っていたならば直ぐにでもオイルを頂戴したいのに。

結構コッテリした醤油ラーメンで、動物って凄いよなぁと改めて感心。自分の中では醤油ラーメンは塩と並ぶサッパリ系だったのですが、これ食べちゃうと見解が変わりましたよ。オイリーで追いかけたくなる美味しさです。後半ちょっとクドイかもって思うぐらい。チキンエキスもここまで来たら豚骨と良い勝負ですね。

この御時世ですから本家には気軽に行けそうにないですが、それでもトイ・ボックスの試食が出来て満足致しました。オモチャ箱の中には威勢の良い鶏がおりました。これの影響で調味油を混ぜないで食べるのがマイブームになってしまうかも。

麺には弾力がなく、噛むとブツブツ切れるような食感で、個人的にはちょっと物足りないなと感じました。スープは醤油味のスープをベースに、食べる直前に入れる香味オイルにたっぷり鶏の旨みがつまっていて、スープに鶏の旨みとコクが一気にアップします。オイルを入れたら混ぜないで、麺をオイルにくぐらせるようにして食べると鶏油の旨みがしっかり味わえるのでオススメです！具材はネギとメンマと1ｃｍ四方のペラペラお肉がちょっぴり入っています。