リベイクするとおいしさふくらむ

塩バターパンと、いかにもシンプルなパンだが、それだけに素の良し悪しがわかりやすいということだと思うが、これは二重丸と言えるおいしさのあるパンになっている。塩とバターの風味を最大限活かしたパンになっていて、そのシンプルさがパンのおいしさとはこういうものだよね、と改めて教えてくれているような心持ちになる。パン生地はデニッシュ調のもので中には少し空洞があり、上半分のフワっとした食感と下半分のややカッチリした食感のコントラストがいい感じになっている。
あとはやはりと言うか、これもリベイク推奨となっていて、トースターで軽く温めたのだが、ここまで違うの？と驚くくらいに風味が引き立ってまるで別のパンのよう。もちろんそのままでも悪くないが、温めたものを食べるとリベイク前提に味のセッティングがされているなということを強く感じる。バターがやや溶けだしたようにパンの中は少ししっとりして香りが立ち上がり、塩気もよりシャープになって、明らかにおいしさが増す。また表面がカリッとすることで、中のジュワバタのしっとりとあわせて、リベイクならではの食感も楽しめると、いいことづくめ。
こういうシンプルながらおいしさにあふれたパンを食べるとさらにパン好きになれそうな、超オススメ商品だと思った。

• コスパがいい
• リピートしたい

朝食にぴったり

軽くトーストしていただきました。小麦の香りがふわっとして、生地に練り込まれたバターが溶け出る感じがします。ほんのりとした塩味で、朝食パンにもぴったりです。

• リピートしたい

面倒でもトーストしたほうが旨さが上がります。

トーストなしの状態で既に、手に持つと指に油分のような感触が軽く付いてしまいます。そのまま食べた時は、バター控えめで塩味のほうが目立ち、パンの風合いも通常テーブルパンのようなものでした。ですがトーストすると、外側はカリっとして（薄手のチルドビザを焼いた時の生地に似ている）、中は幾らかもちっとした感じになりました。トースト前のすぐにちぎることが出来ていた状態とは異なり、ふかふかとした食感に変化。味も、塩味が際立っていたのからバターのジューシーさ優勢の味わいに変わっていました。焼くとまろやかさが増します。トースト後のほかほか状態で食べるのも良いかと思いますが、冷めて来た頃のほうが口に放り易く、一度熱しているので冷めてきても染み出るバターの感じはそのまま味わえます。
１人で食べる為に購入したので４個入りで十分でしたが、ファミリーでとなると、大きさ小ぶり・４個という入数は少ないでしょうね（2024年10月現在）。

パワーアップしてる！

見たことある商品なのに新商品？と思って手に取ると、リニューアルされた商品だったんですね。「焼いてサクッとじゅわ〜塩バターパン」という名前の商品で、過去にレビューも書かせていただきました。

前回との違いを中心に、美味しさをお伝えしたいと思います。
まず、パッケージにもありますが、「バター感がアップした」という点。商品中の「バター」の割合を1.5倍に増量したそうですが、リベイクして食べてみると明らかにバターがじゅわっと、溢れ出てくるような状態でした。パン生地の中が空洞になっていて、この中にしっかりバターを織り込んで作られたんだなぁと分かります。前回実は「焼いてサクッとじゅわ〜塩バターパン」について、「残念ながら正直に言うとじゅわっとではなかったかな…」とレビューしてしまったのですが、今回のリニューアル品はじゅわっと感もアップしていると思います。
そして塩。あまり塩が全面に主張されていなくて、まろやかでカドがなく、パン生地とバターを程よく風味豊かにしてくれているように思います。
リベイクする良さはバター感だけではなく、パン生地のサクッと感もアップする点です。
手軽にそのままでも十分美味しそうですが、数分リベイクするだけで格段にパワーアップする商品です。

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